2週間前――先月末の話になるのですが、東京・上野にある国立科学博物館で開催中の特別展〈人体 -神秘への挑戦-〉へ行ってきました。人体というものに興味があるとか詳しいというわけではなかったのですが、ポスターを見かけるたびどうしてか気になってしまって、実際に行かれた方の感想も後押しとなって、そういう話をふったら知人が「じゃあ行く?」と軽率に誘ってくれたのがトドメとなってとうとう本当に行ってしまった。知人のフットワーク軽すぎない?

 

 

 

個人的にもっとも印象に残ったのは、ミミズです。そしてネズミ。――何を言っているのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった。私は人体を学びに行ったはずなんですけど?

 

人体との比較としてさまざまな動物の臓器やその説明が展示されていたのですが、魚やミミズにも心臓があるというあとから冷静に考えたら至極当然の事実にめちゃくちゃ衝撃を受けました。しかもミミズの心臓ってあのスジスジにそれぞれ心臓があるって知ってた?すごくない?むしろミミズのほうが神秘じゃない?

 

ネズミの心臓や脳を見たとき、「こんなに小さな生きものにも自分(人間)と同じ臓器があってただひたすらに生きているんだ」と、なんていうか、元気――生命力とでもいいましょうか。そういう“力”をもらいました。生きているだけで素晴らしい、という言葉は普段小説でもよく目にしますが、あんなにまざまざとその言葉の意味や重みを感じたのはあれがはじめてだったかもしれません。

 

 

 

まぁ、そんな感じで特別展〈人体 -神秘への挑戦-〉楽しんできました。学がないので稚拙な表現になってしまうけれど、生きているとついあたりまえになってしまう「生きている」という事実を改めて実感したひとときでした。記念にカナヘイ氏とコラボした缶バッチを2つ購入。普段使っているトートバッグにつけています。5月の文フリ東京はこのトートバッグで行く予定です。

 

6月17日まで開催されているそうなので、興味がありましたら、みなさまも足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

公式サイト:http://jintai2018.jp/

 

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Writer
佐々木 麦 Sasaki Mugi
読んだ小説の感想や考察を書いています。好きが高じて元小説家志望なので、一篇の物語のように心躍る記事が書ければ。ユニークな設定やしっかりとテーマがある小説に惹かれます。小説の他に哲学、美術、神話などの学術本も好きです。