月別記事一覧:2019年07月
  • 同居解散!?婚約白紙!?……でも、よかった。 -『京洛の森のアリスⅢ 鏡の中に見えるもの』感想

    望月麻衣『京洛の森のアリスⅢ 鏡の中に見えるもの』を読みました。『京洛の森のアリス』からはじまるシリーズ3作目にして、ようやく作者が書きたいこと・伝えたいことがわかってきたかもしれない。今回はとくにありすと蓮の恋の行方についてかなりやきもきしたんだけど、ああ、それこそがテーマだったんだなって。キーワードは「執着」。 未読の人はまずこちらからどうぞ: ...
  • 私たちにはきっと「さよなら」の期間が必要だった -『おはようの神様』感想

    鈴森丹子『おはようの神様』を読みました。前作『さよならの神様』のタイトルに胸さわぎを覚えてからおよそ1年。大好きな〈ポコ侍〉シリーズが帰ってきました。待望の新作はやっぱり萌えたり笑ったり泣いたり、ときめきがとまらない1冊でした。泣いているとき、主に電車の中だったんですけどね。 おかえりの奇跡 1年前、『さよならの神様』というタイトル、そしてあのラストシーンを読ん...
  • 佐々木麦とは何者なのか

    高校生のときにね、性格が正反対の男子高校生コンビがおたがいに「俺がいなくてもあいつ楽しそうじゃん……」と拗ねる原稿用紙約100枚のキツすぎる小説を恥ずかしげもなく出版社に応募した私なので。慣れてるわけですよ。自分の文章が賞に落選するのなんて。全然、CHA-LA-HEAD-CHA-LA。 だけどこのあいだBooks&Appsの「私のブログ大賞」の結果発表見たときの衝撃ったらさー、もう、...

    2019年7月19日

  • 言葉にできない 記事にできなかった小説の感想まとめ【2019年上半期】

    2019年上半期も確実に好きなんだけど具体的にどこが好きなのか言葉にできなかった小説が生まれてしまったので、ふたたび特集を組みました。せめてこれだけは言いたいというGoodなポイントを中心に書き溜めましたので今年も小田和正「言葉にできない」を脳内再生しながらよろしくおねがいします。はじめます。 2018年版はこちら: 米澤穂信『本と鍵の季節』...

    2019年7月2日

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Writer
佐々木 麦 Sasaki Mugi
小説を書いたり、読んだ小説についてあれこれ考察をするのが趣味です。雑食のつもりですが、ユニークな設定やしっかりとテーマがある小説に惹かれがち。小説の他に哲学、心理学、美術、異形や神話などの学術本も読みます。