高校生のときにね、性格が正反対の男子高校生コンビがおたがいに「俺がいなくてもあいつ楽しそうじゃん……」と拗ねる原稿用紙約100枚のキツすぎる小説を恥ずかしげもなく出版社に応募した私なので。慣れてるわけですよ。自分の文章が賞に落選するのなんて。全然、CHA-LA-HEAD-CHA-LA。

 

だけどこのあいだBooks&Appsの「私のブログ大賞」の結果発表見たときの衝撃ったらさー、もう、序文で心折れた。一思いにやってくれ!と画面スクロールしたらやっぱり受賞もしてないの。容赦ない。私から文章力をとったらなにも残らないけど、え、どうする? 死ぬ? って久しぶりにそれはもうガッツリ落ちこんじゃって。泣いたし。私の部屋にはまど☆マギのマミさんのフィギュアが飾ってあるんだけど、このときばかりはマミさんも「死ぬしかないじゃない!」って顔してた。

 

OKグーグル、一旦忘れよう。ということで、しばらくして、ブックマークしてある好きなライターのブログを一通り読みあさってたら、そこでようやく私とデッカちゃんは気づいた。気ーづいちゃった気ーづいちゃったわーいわい。

 

そもそも、「麦」って何者なわけ?

 

私がブックマークしてる好きなライターってみんな読書とは無関係のたとえば音楽好きとか看護師とかなんですよ。たまに言ってることがわからないこともあります。でもこのあけすけで謎に勢いのある文章が好きだから、ついつい読んでしまう。そうか、ブログの記事に大切なものってそういう「信用」なんだ。文章力じゃなく。なるほど~、じゃあここで私が書いた記事をちょっと読み返してみよう。読んだ小説の感想以外になにが書いてあるかって、そう、なんにも書いてないんですよ。性別不詳、年齢不詳、プライベートを語らないほうが格好いいと思ってたから。28歳にもなって中二病が治る気配、未だなし。

 

このブログの基本方針を見つめなおしてみた結果、「感想」というブログの性質上やはり読者が「麦が読んだ小説だから読んでみよう」って思うのがベストなんですよ。そのためには麦がどういう人間なのか知ってもらう必要があるし、それをおもしろいと思ってもらう必要もある。

 

なので、今回は「麦とは何者なのか」ここをはっきりさせる雑記です。4年目に書く記事じゃない。

 

 

 

どくポケモン

まず一番に伝えておきたかったのは、太宰治ほどじゃないけど、私もそれなりに恥の多い生涯を送ってきましたよと。えへへ。

 

リストカット、不登校、デートDV、大学中退、心療内科で処方された薬を一気に飲んでみるとか、まあまあのイベント回収率。心療内科を転々として、双極性障害、対人恐怖、社会不安、自律神経失調症等々言われてきましたが、どうにかこうにか生きています。病院に行くのはもうあきらめた。そもそも医者(他人)と顔を突きあわせて話すのが苦痛なんだもん。本末転倒。

 

元彼に「苦しんでるところを見たくなくて」という謎の理由でぶっとばされたこと、当時のブログのコメント欄に見ず知らずの人がわざわざ「鬱は甘え」「こいつ面倒くせぇ、むかつく」と書いていったこと、バイトの面接に行ったら「親にお金出してもらって大学行ったのに病気で中退して、迷惑かけたと思わないの?」とおばさんに説教されて即落とされたこと、両親にこういう過去を丸ごとひっくるめて「おかしくなってた時期」と茶化されたこと。みんなー!私、一生忘れないからねーっ!

 

とまぁ、自分自身がそういうタイプのポケモンだから、ゴーストとかどくとかあくとかね、同じタイプのポケモンが近くにいたとき、私は、味方でありたいと思うのです。Mugitterはこれからもあなたの味方になれる小説を探していきます。

 

 

 

伸び代の読書人

小学生のときはまったく本を読まない子供でした。6年間のうち図書室で借りたの『病気のひみつ』と『いる?いない?のひみつ』だけだったかもしれない。

 

小説を読むようになったのは、中学1年生のときに「朝読書」という強制読書イベントがはじまるというので仕方なく書店で買ってきた恩田陸の『ドミノ』がきっかけ。にしても、病気とオカルトにしか興味がなかった子供が急に小説1冊読破しちゃうんだから朝読書って偉大ですよね。で、次に読んだのが兄から借りた貴志祐介『青の炎』。飛ばしすぎ。2冊目にして貴志祐介が読めたらそりゃあね、自信もつくよね、もりもり。朝読書どころか常に読書。小説なんかもうガンガン読むし、もはや、自分で書きはじめた。高校卒業までに30作くらい書いた。

 

小学4~6年生の3年間、クラブ活動をバトンクラブ、漫画クラブ、調理クラブと変えることで「三日坊主」を体現してきた私ですが、どういうわけか、読書だけは未だにつづいています。飽きる気配なし。前に友人に計算してもらったんだけどクラブ活動3年間もつづけられなかった人間が15年でもうおおよそ4000冊以上は小説読んでるってマジ?こわい。『いる?いない?のひみつ』に載るべき。15年も読書している三日坊主、って。そんな矛盾を人間にしたみたいなヤツいる?いない?って。

 

最近はもうね、古典とか海外小説とかも関係ないし、漫画も読むし、なんなら「風呂で読もう」とか言って小説じゃない本にまで手を出している始末。「俺は読む時間ないから代わりに読んでおいて!」ってビジネス書わたされて、要点をノートにまとめて、後日発表会する始末。節操がない。本田圭佑もたぶん今頃は私のことを訊かれて「伸び代がある」って言ってる。そうなってくると目下の悩みは書籍代。本は買う派です。折るし、線引くし、使いこむタイプなので。

 

あー、それで、本の話になると必ず「好きなジャンルは?」とか「好きな作家は?」とか「おすすめの本は?」とか聞かれるんですけど、私はそういうの決めないようにしています。そのとき気になったものを読むだけ。人と本の話をするときは、おすすめとか感想の共有よりも、最近読んだ本とそこから派生した人それぞれのアウトプットを聞きたいかな。

 

読書のお供は紅茶です。

 

 

 

それなりのゲーマー

ポケモンでは父にボコボコにされ、スマブラでは兄にボコボコにされ、テトリスでは母にボコボコにされ、1人孤独にハムスター育成ゲームばかりやりこんできた私も高校生のときにはじめて自力でFF9とかマリオRPGとかクリアしてからはそれなりのゲーマー。今となっては、PS3、PS4を中心におおむね雑食。ゲーセン行くのも好きですよ。

 

好きなゲームは『FINAL FANTASY IX』『牧場物語 ふたごの村』『TOKYO JUNGLE』『絶対迷宮グリム』『マイナスエイト』『オーディンスフィア』『龍が如く』シリーズ、『ペルソナ』シリーズ3~5も好きです。ゲームノートつくってやりこみ研究するタイプ。ペルソナは1年間リアルタイム進行(1日にカレンダー1日分だけプレイする)で3タイトル同時プレイしたことがあって、なんでそんなことしたのかは不明。もう絶対やらない。牧場物語は男主人公と女主人公のデータをわけて未だにゲームノートつくりながらやってるなぁ、5年ぐらい。まだやる。

 

新作ソフトだと最後に遊んだの『フォーゴットンアン』だったかな。もーすごい。2Dってなんだっけ?ってわかんなくなるぐらいの没入感、丁寧で細かい設定、考えさせられるストーリー。あっ、このあいだ『レイト・シフト』買ったんですよ。見た感じ『428 〜封鎖された渋谷で〜』の雰囲気あってプレイするのすっごい楽しみ。……そうだ、PS3だと『テイルズ オブ エクシリア』もおもしろいのかなって中古で買ったきりだったわ。ちゃんとやろう。

 

スマホゲームは、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』を1~2年くらいやってます。まだ右も左もわからない頃から三村かな子ちゃん、緒方智絵里ちゃん、双葉杏ちゃんが好きで、3人ともSSRが出たときに「あ、運命だ」と悟ってそれ以来大事に大事に育ててきたけど、最近Huluでアニメ観て3人がユニット組んでたの知ったときはそりゃもう狂喜乱舞。CANDY ISLANDの破壊力やばぁ。かわいすぎません?一生担当すると誓った。『With Love』歌って結婚する勢い。敬称略でごめんね、みちるとこずえも好きなの。いずみんも好き。ふみふみと三船さんも好き。ヴァリサもとときんも好き。みくにゃんも志希にゃんも好き。あかりんごとあきらとりあむも好き。ああ〜!推しが今日も元気に踊ってくれるのでまじエヴリデイドリーム(ここでイントロが流れだす)。

 

あと、去年ぐらいに超絶今さら『グランブルーファンタジー』はじめました。実際やってみたら、正直、CMで損してるゲームだなって。普通におもしろかった。推しは、初めて出会ったときからずーーーっとエルモート。炎獄先生。隙あらば育ててる。隙あらば育ててるから友人が軽めに引いてる。

 

そろそろ総括するけど、ゲームもやっぱり物語重視で、感情移入しすぎて泣いたり怒ったり神に感謝したり、めちゃくちゃ疲れる。でも、すごい楽しい。

 

 

 

音楽フェスのうしろのほうにいる人

音楽を聴くのも好きです。

 

身近に音楽好きの人がいるので、音楽の趣味はだいたいそこから影響を受けたりしています。最近聴いているのは、

 

♪ sumika
♪ Official髭男dism
♪ BOYS END SWING GIRL
♪ go!go!vanillas
♪ a flood of circle
♪ Hellow Sleepwalkers
♪ キュウソネコカミ
♪ climbgrow
♪ フレデリック
♪ King Gnu

 

あとはもちろんゲーム音楽も聴くし、昭和歌謡、洋楽はAlice FrancisとかCaro EmeraldとかDiana Pantonとか(敬称略)Caravan Palaceとか、そういうの。

 

音楽はね、私自力で探すの下手なので、最近はもっぱら音楽フェスの出演者片っぱしから調べたり実際にブース行って聴きに行ったりして出会ってます。出会い厨。今年はこの戦法でBenthamを知りました。知ったその日にアルバム2枚買った。――そう、対人恐怖症がね、がんばって勇気ふりしぼって行くんですよ、音楽フェス。GWにね。各々、歌ったり、踊ったり、酒飲んだり、ごはん食べたり、寝ていたり。そうしてライブの一部になる人々も全部ひっくるめて音楽フェスというものをながめているあのひとときが好きです。

 

相変わらず、音楽を聴いていても泣きます。Hellow Sleepwalkersがライブで『夜明け』やってくれたら泣いて感謝するし、a flood of circleのMCに感動して泣くし、電車の中でキュウソネコカミの『ビビった』を聴いて「私も人生がんばる……!」と感極まってちょっと泣く。え?

 

余談ですが、ちょっとだけドラムが叩けます。

 

 

 

絶対好きだよね、映画

音楽と同じぐらいね、映画鑑賞を趣味に入れていいのかなーって前からずっと考えてたんですけど、このあいだ、そういえば最近映画観てないなーと思って、レンタルDVDでも観るかーって、借りてきたんですよ。そしたら土日丸々使って観てた、8本。は?絶対好きだよね、映画。

 

最後に映画館で観たの『マイ・ブックショップ』だったかな。本好きには最高の映画だったのでこれはたぶんDVD買う。原作小説も買う。このあいだ借りた8本のうちとくによかったのはね、『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』。タイの映画ってはじめて観たんだけど、衝撃。「カンニング」というテーマであんなにハラハラドキドキするとは思わなかった。カメラワークが冴えてる。シャープなの。あとは『ザ・ミスト』。これはオチがすごく巧くて、構成が光ってた。人が人を想う気持ちって十人十色で、理屈じゃ説明できないし、必ずしも相手が望むようには差しだせない。結局どこまでもひとりよがりで、それを知っていてなお人を想う姿ってのは、どうしようもなく美しい。さすがフランス。

 

ホラーだけは絶対観ないけど、コメディー、アクション、SF、ファンタジー、ヒューマンドラマ……興味があれば結構なんでも観るほうなんだと思います。昔は邦画ばっかり観てたけど最近は洋画のほうが多いな。

 

信じられないことに映画は予告から泣いてる、最近。予告で泣いてしまうので、観た気になって、本編はたいてい観るの忘れてる。

 

 


 

 

約5300文字。

やー、もう全裸になる勢いでなにもかもさらけだした。

 

なんかね、読書ブログをやっていくなら本の話以外は絶対にしてはいけないという所存で4年ぐらいやってきてしまったけど、このテンションと文字数を見るに、私って好きなものを好きなだけ語らせたほうがたぶんおもしろいんだなって思いました。まぁ、たしかにテレビとか観てると水を得た魚のような人を見るのって実際おもしろいしね。それがわかっただけでも、うん、やっぱり自己紹介はしてよかった。

 

つまるところ、麦というのは人見知りだけど根は感情豊かなオタクです。今後はそういうところまったく出し惜しまないのでね、コイツおもしろいな、コイツが読んだ小説なら読んでみようかな、と、なってもらえたらうれしいです。

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Writer
佐々木 麦 Sasaki Mugi
読んだ小説の感想や考察を書いています。好きが高じて元小説家志望なので、一篇の物語のように心躍る記事が書ければ。ユニークな設定やしっかりとテーマがある小説に惹かれます。小説の他に哲学、美術、神話などの学術本も好きです。