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先日、カラオケで久しぶりに採点機能を使ってみた。その界隈ではおなじみの〈精密採点〉というアレ。結果は約84点。最初は「低ぅ!」と落ちこんでいたけれど、冷静になって考えてみると、あれ、これってわりと及第点なんじゃないの。某テレビ番組で平然と98点とかしまいには100点を出すような人たちを見ているから感覚がマヒしているんだなきっと。数学のテストならこれめっちゃいいほうだもん。ところでカラオケの採点をやると「しゃくり」の加点がすごい入るんだけど「しゃくり」ってなに?あごがしゃくれてるって言いたいの?ケンカ売ってんの?

 

ところで「カラオケが上手い」という言葉を額面どおりに受けとると、「唄いかたが教科書どおりで感情がこもっていなくて上手い“だけ”」――という捉えかたも、残念ながら、できてしまう。だけどカラオケが上手い人というのはつまり、自分の声や音域や歌いかたの癖がきちんと把握できていて、自分が無理せずベストなコンディションで歌える曲を選べる人で、選曲が上手い、すなわち〈セルフプロデュースが上手い人〉なのでは?

 

同じことがたとえばメイクにもいえて、ナチュラルメイクは「ナチュラルに見せている」だけで実際にすっぴんに近いわけではない、というような話を雑誌だったかネットだったかで聞いたことがあるけど、要するにすっぴんに見せる“技術”が高いということでしょう?私もまぁ必要に応じてメイクをする機会はあるけど、実際にやってみると、自分に似合う色やメイクの仕方を見つけるのってこれがなかなか難しい。器用さも求められるし。自撮りなんかもそうだけど、どうすれば自分をベストに見せられるかわかってるってすごいなぁ。私なんか、しょっちゅう自分を見失ってエニアグラムとかやってるのに。

 

INFJ型はロマン。

 

2017年10月19日に加筆修正しました。

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Writer
佐々木 麦 Sasaki Mugi
読んだ小説の感想や考察を書いています。好きが高じて元小説家志望なので、一篇の物語のように心躍る記事が書ければ。ユニークな設定やしっかりとテーマがある小説に惹かれます。小説の他に哲学、美術、神話などの学術本も好きです。