著者名「森晶麿」の感想記事一覧
  • 言葉にできない 記事にできなかった小説の感想まとめ【2020年下半期】

    【悲報】2020年上半期もやっぱり確実に好きだけど具体的にどこが好きなのか言葉にできなかった小説が生まれてしまった件 1:佐々木麦 2020/12/25(金)12:34:56:789 ID:sasakimugi あなたに会えて本当によかった。 例年どおり小田和正「言葉にできない」を脳内再生しながら、よろしくおねがいします。 1.森谷明子『南風吹く』 ...

    2020年12月25日

  • 感想という意識の散布、願わくば萌芽 -『キキ・ホリック』感想

    麦です。今日も今日とて、頭蓋骨割れんばかりの頭痛。興奮しすぎて。というのも、森晶麿『キキ・ホリック』!これがもう、痺れる。ゾクゾクしながら2日であっというまに読んじゃった。森作品といえば〈黒猫〉と〈偽恋愛小説家〉のシリーズ、あと『花酔いロジック』は最初の1冊だけ既読だけれど、いやいや、『キキ・ホリック』は随一の傑作だと思います。 ...
  • トートロジーまたはマトリョーシカ -『黒猫の回帰あるいは千夜航路』感想

    森晶麿『黒猫の回帰あるいは千夜航路』を読了。『黒猫の薔薇あるいは時間飛行』から書きはじめた歴代の記事を読んでもらえばわかるとおり、黒猫シリーズは毎回内容が高次元すぎて私ごときが感想を述べるのは至難の技なので、「完結」と聞いて惜しむ反面どこかで安堵している自分がいます。…あ…「第1期完結」なの…へぇ…そ、そうなんだ…。第2期がはじまっても感想が更新されなかったときは察...
  • 『黒猫の約束あるいは遡行未来』(森晶麿 著)

    「指切りげんまん」の起源が 主に遊女のあいだで流行ったとされる 愛を誓う約束だというのは有名な話ですが。 それより「げんまん」ってなんだ…? 気になったのでちょっと検索かけてみたら、 「拳万」つまり“1万回殴られる”ということらしいです。 針1000本飲んだあげく1万回殴られるんですよ。 怖くないですか?迂闊に約束な...
  • 『俗・偽恋愛小説家』(森晶麿 著)

    このあいだ、 念願のペルソナ5(PS4ゲーム)を買ったんですよ。 それに合わせて、 なつかしくなったので前作ペルソナ4Gも 2周目をはじめたんですけど、もう、難しくって。 誰を恋人にするかが。 一度は全クリしている手前、 全員愛着あるしなんなら男性キャラもみんないい子なので。 モロキンでさえもはや一周まわってかわい...
  • 『偽恋愛小説家』(森晶麿 著)

    恋愛小説って読みますか? 私は純粋な恋愛小説って普段まったく読まなくて。 本棚チラと確認してみましたが、 蘇部健一氏『運命しか信じない!』とか『赤い糸』とか、 岸田るり子氏『無垢と罪』ぐらいしかありませんでした。 だけどこれってたぶんどれも恋愛ミステリーの類ですし。 ゴリゴリの恋愛モノ『東京少年』もありますけど、 これも映画のノ...
  • 『花酔いロジック』(森晶麿 著)

    雰囲気に酔う、ということが多々あります。 鼻歌を唄っていると突然感極まって涙が出てきたり、 誰かと電車で遠出すると紅潮して饒舌になっていたり、 グループで飲むとたった1杯のカクテルでネジが飛んだり← 思うに、 酒が酔わせるのはあくまで「体」のほうであって。 「心」を酔わせるものが別にあるんじゃなかろうか。 酒には徐々...
  • 『黒猫の薔薇あるいは時間飛行』(森晶麿 著)

    恋をすると女性はキレイになる、といいます。 「綺麗」という言葉は〈美〉を形容する言葉のひとつ。 〈愛〉と〈美〉からは親戚関係のようなものを感じます。 愛を突きつめるとそれは美となり、 美を紐解けばそこには愛が見える。 そういえばどちらも人間特有の概念ですね。 森晶麿さんの『黒猫の薔薇あるいは時間飛行』読了で...
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Writer
佐々木 麦 Sasaki Mugi
小説を書いたり、読んだ小説についてあれこれ考察をするのが趣味です。雑食のつもりですが、ユニークな設定やしっかりとテーマがある小説に惹かれがち。小説の他に哲学、心理学、美術、異形や神話などの学術本も読みます。