恋愛
  • 『ハセガワノブコの仁義なき戦い』(泉ハナ 著)

    みなさんには、 読書の他に好きなことってありますか? 私は次点ではゲームが好きなんですよ。 昔はよく、 兄がゲームしているのを横で見ていたっけ。 FF9は私たち兄妹の思い出のゲームです。 昔は「ド」がつくほどゲームが下手クソだったので 牧場物語ぐらいしか誇れる腕前なかったのですが (秒単位のスケジュール管理で牧場運営するガチ)...
  • 『花魁さんと書道ガール』(瀬那和章 著)

    2016年2月14日。 現代日本では女性が意中の男性に チョコレートを贈る日とされているこの日、 これまでの平均気温からは信じられないような 20℃前後のあたたかさの中春一番が吹き荒れました。 天気予報によると気温は5月のGW並み。 しかも、13日(19℃)14日(20℃)と週末を過ぎると 15日には10℃とあっというまに寒さが...

    2016年2月14日

  • 『二重生活』(折原一 , 新津きよみ 著)

    高校生のとき、 友人と漫画を作ったことがあります。 彼女は絵を描くのが好きだったので、 当時文芸部で小説を書いていた私が 漫画のシナリオを頼まれたのですが、 シナリオをわたしたあと後日友人が 描いてくれた漫画を見て思ったのは、 「あ、ここそう描いたんだ」でした。 一応シナリオを描くときに 自分なりにコマ割りのイメージがあった...

    2016年2月3日

  • 『ハセガワノブコの華麗なる日常』(泉ハナ 著)

    オタク(おたく、お宅)とは、 自分の好きな事柄や興味のある分野に傾倒しすぎる人への呼称。 ある物事へ一般人よりはるかに熱中している人・詳しい人のことである。 しばしば自他に関わらず揶揄などを伴ってヲタクと表記される場合もある。 略称はオタ(およびヲタ)。 以上、ニコニコ大百科(仮)より引用。 揶揄なんてとんでもない。 個人的に「オタク」...
  • 『赤い糸』(蘇部健一 著)

    昨日のおはなし。 銀座の書店へ出かけたときのこと。 同行者と「本を1冊買って喫茶店で読んでいこう」という話になり、 されどもなかなかピンとくる小説がなく店内をさまよっていました。 時計を見ると時刻は午後3時。 しまった、かれこれ1時間近く店内をぐるぐるしている。 焦ったすえ、 あきらめて1冊の本を手に取り...

    2015年6月30日

  • 『花酔いロジック』(森晶麿 著)

    雰囲気に酔う、ということが多々あります。 鼻歌を唄っていると突然感極まって涙が出てきたり、 誰かと電車で遠出すると紅潮して饒舌になっていたり、 グループで飲むとたった1杯のカクテルでネジが飛んだり← 思うに、 酒が酔わせるのはあくまで「体」のほうであって。 「心」を酔わせるものが別にあるんじゃなかろうか。 酒には徐々...
  • 『お任せ!数学屋さん』(向井湘吾 著)

    昔から数学が全然できません。 どれくらいできないのかといいますと、 高校時代の中間テストで0点を取ったくらいできません。 2ケタ同士の暗算から怪しいところ。 買いものにはスマホの電卓が必須です。 まぁ、それもはや算数の範囲ですけどね(笑)。 人は自分にはないものを持つ人に惹かれるといいますが、 こんな私が数学小説に惹...
  • 『黒猫の薔薇あるいは時間飛行』(森晶麿 著)

    恋をすると女性はキレイになる、といいます。 「綺麗」という言葉は〈美〉を形容する言葉のひとつ。 〈愛〉と〈美〉からは親戚関係のようなものを感じます。 愛を突きつめるとそれは美となり、 美を紐解けばそこには愛が見える。 そういえばどちらも人間特有の概念ですね。 森晶麿さんの『黒猫の薔薇あるいは時間飛行』読了で...
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Writer
佐々木 麦 Sasaki Mugi
小説を書いたり、読んだ小説についてあれこれ考察をするのが趣味です。雑食のつもりですが、ユニークな設定やしっかりとテーマがある小説に惹かれがち。小説の他に哲学、心理学、美術、異形や神話などの学術本も読みます。