泣いた
  • 10㎝動かすだけで世界は変わる -『僕らだって扉くらい開けられる』感想

    行成薫『僕らだって扉くらい開けられる』を読了。書評コミュニティサイト「本が好き!」で見かけてなにこれおもしろそうと気になっていた1冊。なかなか巡りあえなかったのですがこのあいだようやく見つけたと思ったら単行本でした。盲点だった。文庫だと思ってた。なんで?初読の作家で単行本かぁ~と最初は躊躇したものの「相手を金縛りにできる!!!でも力を使うほどハゲる」という帯文句に耐えきれず購入。結...
  • サーカスは“非現実的”な世界だろうか -『サーカスの夜に』感想

    小川糸『サーカスの夜に』を読了。去年の夏頃…たしか旅行の直前、道中で読むのに『黒猫シャーロック ~緋色の肉球~』とか『サヨナラ、おかえり。』を買ったときに一度出会っていて、そのときは、今までに読んだことのない作家だから、とか、あらすじを読んだ感じ自分には合わなそう、とか理由をつけて避けてしまったのだけれど、このあいだ東京の丸善で再会していよいよ読む決心がつきました。前回の記事にも書...
  • この1杯が魔法になる -『魔法使いのハーブティー』感想

    有間カオル『魔法使いのハーブティー』を読了。表紙と版元的にラノベっぽいなぁと一度購入するのをやめた作品なのですが、どっこい、良作でした。ちょいちょい不覚にも涙腺がゆるんでしまった。お冷にローズマリーを入れた水を瓶で出してくれる洒落たロシア料理のお店を知っているんですが久しぶりに行きたくなりました。さむくなってきたし今週末にでも行ってこようかな。ビーフストロガノフが美...
  • 人肌恋しい読書の秋 -『金曜日の本屋さん 秋とポタージュ』感想

    名取佐和子『金曜日の本屋さん 秋とポタージュ』を読了。先々週だったかな、たまたま立ちよった本屋の平積みで見つけて購入しました。季節は秋へ、ということで、8月暮れに読むのはまだちょっと早いかしら…と思っていたらここ最近やたらと肌寒かったのでなんだかんだちょうどいいタイミング。ポタージュ飲みたくなりました。私はトウモロコシの粒々をはじめ具が入っていないもったりしたのが好...
  • 『雨の降る日は学校に行かない』(相沢沙呼 著)

    先日、岩手に旅行へ行ったのですが、持っていった小説を帰りの電車で読了してしまったので急遽書店に立ち寄り相沢沙呼『雨の降る日は学校に行かない』を補充。新幹線の中でサクサク読みました。 氏の小説は太もも小説改め『マツリカ・マジョルカ』以来3作目だけど、今作も変わらず不器用な少年少女たちのため懸命に言葉を捧げているような、作者の人柄と想いを感じる作品の雰囲気...
  • 『ただいまの神様』(鈴森丹子 著)

    このあいだ、 久々にクレーンゲームで遊んできました。 みなさんはクレーンゲームは得意ですか? 私は可もなく不可もなくといったところです。 獲れる獲れないに関わらずゲームとして純粋に好き。 そのときは かわいいねこのぬいぐるみを狙っていたのですが、 これが700円ほど使ってもどうも獲れそうになくて。 悪あがきみたいに...
  • 『通い猫アルフィーの奇跡』(レイチェル・ウェルズ 著 / 中西和美 訳)

    世は空前の猫ブーム。猫による経済効果「ネコノミクス」は2兆円を超えるといわれ、その飼育数は犬を超え形勢逆転!というニュースも記憶に新しいです。無難な世間話の1つに犬派?猫派?という議論がありますが、ウチでは犬も猫も飼っているのでどちらか一方を支持するのは難しい。 猫を飼ったきっかけは、兄が猫派だったことと、近所に野良猫の保護団体の方が住んでいたことから...
  • 『本屋さんのダイアナ』(柚木麻子 著)

    本屋さんにいるとなぜかトイレに行きたくなる。 みなさんにはそのような経験があるでしょうか? 私は「なぜか」はわかっていて、 単純にテンションが上がってワクワクしているからなのですが(笑) ウチの母は百発百中、 本屋さんへ行くと必ずまっさきにトイレにむかうんですよね。 しかもこの現象。 正式名称まであるのご存知ですか?...
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佐々木 麦 Sasaki Mugi
読んだ小説の感想や考察を書いています。好きが高じて元小説家志望なので、一篇の物語のように心躍る記事が書ければ。ユニークな設定やしっかりとテーマがある小説に惹かれます。小説の他に哲学、美術、神話などの学術本も好きです。