• 『地球の中心までトンネルを掘る』(ケヴィン・ウィルソン 著/芹沢恵 訳)

    以前、ネットでこんな記事を読みました。 川北義則さんの著書、 『「いい加減」なのに毎日トクしている人 「いい人」なのに毎日ソンしている人』 という本を扱ったもので川北さんは著書の中でこういっています。 〈生きるのが上手な人は、エレベーターの『閉』ボタンを押さない〉 〈生きるのが下手な人は、エレベーターの『閉』ボタンをすぐに押す〉 ...
  • 『強欲な羊』(美輪和音 著)

    今年のGWのことだったと思います。 PS3の『キャサリン』というゲームをやりました。 主人公・ヴィンセントが、 恋人から遠まわしに結婚を迫られ。 酒場で出会った魅力的な女性と一夜を共にしてしまい。 ヴィンセントを惑わす2人の〈キャサリン〉をきっかけに、 彼に人生を賭けた奇妙な悪夢が襲いかかってくる――! 立体パズルゲーム?です。...
  • 『再会』(横関大 著)

    連休中、 『歌舞り者。』というフリーゲームの実況動画を見ました。 謎のゲーム〈仮面舞盗会〉。 賞金を賭けた複雑な推理&心理戦。 主人公は人を“信じる”ことでこのゲームに臨む! (※こちらもまた大変おもしろいゲームでしたよ!) ゲーム中とあるキャラクターがこんなことを話しています。 人は幾つもの顔を持っているもので、 性...
  • 『ハセガワノブコの華麗なる日常』(泉ハナ 著)

    オタク(おたく、お宅)とは、 自分の好きな事柄や興味のある分野に傾倒しすぎる人への呼称。 ある物事へ一般人よりはるかに熱中している人・詳しい人のことである。 しばしば自他に関わらず揶揄などを伴ってヲタクと表記される場合もある。 略称はオタ(およびヲタ)。 以上、ニコニコ大百科(仮)より引用。 揶揄なんてとんでもない。 個人的に「オタク」...
  • 『貸し本喫茶イストワール 書けない作家と臆病な司書』(川添枯美 著)

    中高生の頃は小説を書いていました。 父からもらった古いノートパソコンで物語を書き、 父からもらった古いプリンターでそれを印刷して、 のりで貼って包装紙でカバーをして「製本」して、 今でも20作ぐらいは部屋に大事にしまってあります。 将来は小説家になりたい、と思っていました。 大学に進学したあたりから物語はほとんど書いて...
  • 『わたしをみつけて』(中脇初枝 著)

    自己紹介が苦手です。 自己分析が苦手といったほうが適切でしょうか。 自分が説明できないのです。 自分がわからないわけではない、と、思います。 何が好きで何が嫌いで…というのはわかります。 ただ、実際に訊かれると、答えられないのです。 好きなものは本当に「好き」と言える程度なのか。 嫌いなものは本当に「嫌い」と断言でき...
  • 『赤い糸』(蘇部健一 著)

    昨日のおはなし。 銀座の書店へ出かけたときのこと。 同行者と「本を1冊買って喫茶店で読んでいこう」という話になり、 されどもなかなかピンとくる小説がなく店内をさまよっていました。 時計を見ると時刻は午後3時。 しまった、かれこれ1時間近く店内をぐるぐるしている。 焦ったすえ、 あきらめて1冊の本を手に取り...

    2015年6月30日

  • 『花酔いロジック』(森晶麿 著)

    雰囲気に酔う、ということが多々あります。 鼻歌を唄っていると突然感極まって涙が出てきたり、 誰かと電車で遠出すると紅潮して饒舌になっていたり、 グループで飲むとたった1杯のカクテルでネジが飛んだり← 思うに、 酒が酔わせるのはあくまで「体」のほうであって。 「心」を酔わせるものが別にあるんじゃなかろうか。 酒には徐々...
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佐々木 麦 Sasaki Mugi
読んだ小説についてあれこれ考察するのが趣味です。雑食のつもりですが、ユニークな設定やしっかりとテーマがある小説に惹かれがち。小説の他に哲学、美術、異形や神話などの学術本も読みます。