• 『建築士・音無薫子の設計ノート 謎(ワケ)あり物件、リノベーションします。』(逢上央士 著)

    高校3年生の夏休み、 学校で開かれた受験対策の勉強会かなにかで 小論文の問題プリントをやっていたのですが、 何年も経ってなお強烈に印象に残っています。 誰が書いたのかも具体的な内容も忘れましたが、 昨今の日本の住宅は外観に統一性がない。 対してヨーロッパあたりには統一性を感じる。 それは彼らが町の景観と歴史ある家を誇りに 思っ...
  • 『うそつき、うそつき』(清水杜氏彦 著)

    ネットでたまたま見かけた情報なのですが、人は1日に200回も嘘をつくのだそう。なにそれ。もはや毎日がエイプリルフール。 嘘というのはなかなか不思議なものです。「嘘つきは泥棒のはじまり」「嘘ついたら針千本飲ます」日本には古くからそんな言葉もありますし、童話「オオカミ少年」や「ピノキオ」も嘘をつくとロクな目に遭わないぞ、と子供心にこれはひどいと思える展開で...
  • 『本能寺遊戯(ゲーム)』(高井忍 著)

    昔読んだ『文章読本 文豪に学ぶテクニック講座』 という本で「会話を構成する」という小見出しで 大岡昇平『野火』の一節が取りあげられてまして。 以前も述べたかもしれませんが、 私はいわゆる〈文学〉は苦手で 文学作品は宮沢賢治以外はもう 読みたくないほど(当時)でした。 なので『野火』についても未だ読んでませんが、 ここで紹介され...
  • 『血の色の記憶』(岸田るり子 著)

    幼少期、 私は母によく「なんで?」と訊かれる子供でした。 詳しい事情は割愛しますが、 私は学校でちょっとした問題を抱えていたのですが 母はどうもそれが嫌だったというか恥だったようで 困ったようなあきれたような「なんで?」の場面を 今でもトラウマのように鮮明に覚えているんですよ。 なんでと訊かれても自分でもわからないんですよ。 ...

    2015年12月3日

  • 『王国は誰のもの』(安萬純一 著)

    私が2次元ではじめて好きになった キャラクターはFF9のジタンです。 最初は兄がプレイしていたのを 横で飽きずに見ていたのですが、 高校生のときには自分でプレイ。 過去3回ほどクリアしたんです。 当時はたぶん、 ジタンの言動に惚れていたのでしょうが、 子供のときの趣味嗜好ってすごいですね。 未だに好きになる2次元がほぼ獣人です。 ...
  • 『いつか、ふたりは二匹』(西澤保彦 著)

    ウチの猫は抱っこがとんでもなく嫌だそうで、 抱きあげると「ぅわ~お!」と盛大に鳴きます。 志村けん氏を彷彿とさせる「ぅわ~お!」です。 にゃ~お、じゃなく、ぅわ~お! 中身はドリフ世代のおじさんなのかもしれない…。 犬には、 前世も犬だった犬と前世は人間だった犬がいる。 とは漫画『ハチミツとクローバー』の受け売り。 猫も案外あるいはそ...
  • 『かにみそ』(倉狩聡 著)

    昔、家族で母の実家へ帰省したときのこと。 川でサワガニをつかまえてきました。 家に帰ったら水槽で飼うつもりでした。 何かの容器にサワガニたち(3匹)を入れて、 実家へ帰るまで車内の中央に置いていたのですが 数時間後には見事に3匹もれなく逃げられました。 騒然とする車内。 逃げるサワガニ。 今でも「かに」...
  • 『王妃の帰還』(柚木麻子 著)

    母はパート勤めなのですが、 職場の愚痴をしょっちゅうこぼしています。 顔を合わせて第一声が愚痴ということも多々。 愚痴を聞いていていつも思うのは、 女はいくつになっても面倒臭いなぁということ。 最近はメディア等でよく 女性同士の性格の悪さがネタにされますが、 女は子供の頃から大人になっても派閥云々。 群れるというの...

    2015年10月29日

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Writer
佐々木 麦 Sasaki Mugi
小説を書いたり、読んだ小説についてあれこれ考察をするのが趣味です。雑食のつもりですが、ユニークな設定やしっかりとテーマがある小説に惹かれがち。小説の他に哲学、心理学、美術、異形や神話などの学術本も読みます。